1日花ハイビスカス育て方
《発信人》
レポーター兼ライター:ハイビスカス〔女性23歳、沖縄県コザ出身 日本人、趣味 一人旅〕
《朝開いて夜に閉じる1日花ハイビスカス》
ハイビスカスは、大きく「オールドタイプ」「コーラルタイプ」「ハワイアンタイプ」の3つの種類があります。
ハイビスカスは、開花期は5月~10月で、通常朝開いて夜に閉じて1日で終わってしまう「1日花」です。
ベランダ菜園で鉢植えでも楽しめる南国の熱帯花木として人気があります。
《育て方》
日光を好む植物なので、10~25度くらいで日当たりがよい環境を好みできるだけ日あたりの良い場所に置くことがおすすめです。
以外にもハイビスカスは猛暑には弱く、気温35℃以上が続くような暑さは苦手で、真夏には花数が少なくなったり、花の大きさが小さくなったりするらしい。
根の生長が早く、夏場は水をほしがるので水不足には注意して、春から秋は、土が乾いたらたっぷりとお水をあげ、水が切れると蕾が花を咲かせずに落ちることがあるそうです。
真夏は、朝と夕方の二回お水をあげても良いですね。
一方、冬の水やりは乾かし気味で土が乾いたらあげましょう。
ハイビスカスは、肥料が好きで、春から秋まではゆっくり効く緩効性の肥料が良いです。
花がたくさん咲いている時期は、やや薄めの倍率にした液体肥料も併用すると効果的。
猛暑が続く時や冬は肥料は控えたほうが良いそうです。
ハイビスカスには、アブラムシ、カイガラムシなどが発生しやすく、病気には比較的強い植物です。
《苗木の植え方》
ハイビスカスは、生育が旺盛なので根詰まりを起こしやすく、毎年植え替えをして、根詰まりを防ぎましょう。
5~6月が最適です。
《花柄摘み》
ハイビスカスは花が咲いたらその日のうちにしぼんでしまいます。
咲き終えた花は、摘み取りを行うことで次の花や翌年の花へ養分をまわすことができ、元気な花を咲かせやすくなります。
種がほしいときはいくつか咲き終えた花を残して採取しましょう。
《挿し木の時期・方法・手順》
オールドタイプとコーラタイプは挿し木、ハワイアンタイプは接ぎ木で数を増やすことができます。
一般的には挿し木がよく行われ、適期は5~7月上旬となっています。
遅くとも8月いっぱいまでには行いましょう。
手順
- 葉がたくさんつけいている元気な枝を切り取る
- 枝から葉を1~2枚つけた茎を数本切り取る
- 葉っぱが大きいものは半分切り取る
- 植物活力液を薄めた水に半日以上つける
- 切り口に発根促進剤を塗る
- 小さなポットに用土を入れ、湿らせておく
- 挿し木を植え、水を切らさないように日陰で管理する
- 根が生えてきたら苗として地植えか、より大きな鉢へ植え替える