ドライフルーツと乾物土産
迪化街は「台北の台所」とも呼ばれ漢方薬、お茶、乾物、ドライフルーツや高級食品のからすみ、フカヒレ、アワビ、ツバメの巣などが売られ、毎年台湾の春節(旧正月)前には買い出して街全体は身動きが出来ないほどに混雑します。
日本ではあまり馴染みのなり食材が多いですが、中華料理には欠かせない食材が品揃えされていて台湾の食べ物が美味しさの素が見えてきます。
もちろん食材を仕入れに来ている飲食店のバイヤーも多いのですが、台湾の一般の顧客も買い物をすることが可能です。
最近は観光地にもなっているのでお土産を探されている海外からの旅行者も多くなり賑わっています。
アズキ(紅豆)や大豆(黄豆)などの豆類も豊富で溶かして飲むだけの健康食品には、杏仁粉や五穀粉、十穀粉などが、一袋80元(320円)程度~です。
量り売りの基本単位は1斤(イージン)と言い600gです。
もし1斤で多ければ半斤(バンジン)。
ほとんどのお店では少量の量り売りもしてくれます。
台湾の方はとても体のことについて気を使います。
毎日たくさんの常温のお水を飲んだり、寒い日は体を冷やさないように温かいものを食べたり、そして漢方薬で体の調整をおこなう方が多いです。
風邪の初期やのどが痛くなった時はみかんに似た果物の晩白柚(ばんぺいゆ)で作った八仙果(バァシェングオ)を口に入れて舐めると効き目があります。
私ものどが痛くなったら薬局で買って舐めています。
漢方薬は症状を伝えれば調合してもらうことも可能で、体質改善などにも効果的です。
いろんな症状をもとにすでにパックになっているものもあり購入し易くなっているものもあります。
もちろん商人の街なので中国、東南アジアなどの国々からの輸入品が多く台湾生産の商品だけではないので原産地を注意して確認しなければなりません。
台湾では漢方薬を扱う漢方の病院がたくさんあるため、漢方薬について一般の方も知識があり日常の健康的な体質を維持するために漢方薬を飲む習慣があります。
迪化街で売られている漢方薬を見て、日本人が健康食品を見ている感覚でお買い物ができるのです。
この機会に漢方薬の知識をつけるのも良いかもしれませんね。(笑)
台湾では漢方薬を扱う病院に全民健康保険(日本での健康保険)を使い通院することが可能です。
通常の通院では一回150元(約510円)で診察代と漢方薬の費用ですみます。
台湾で風邪を引いたときは漢方の病院に行き診断後、日本の病院でもらう粉薬と同じように一回分が分けられた漢方薬をもらい、朝、昼、晩の食後と寝る前に常温のお水と一緒に飲みます。
漢方薬は非常に飲みやすく体に優しい感じです。(笑)
診察では病院の先生が私の手首を1分ほで触れ医療器具もなしに脈拍を数えたり口を開けて喉を見たり、首に手を当てて「痛いですか?」と聞いたりと症状を確認します。
その質問が「体は冷えますか?」「体は痛いですか?」「鼻水はお水のようにサラサラですか?ネバネバですか?」などあたかも私の症状が分かっているかのごとく的確です。
台湾は「漢方の国」と言われるほど、漢方薬で体の調子を整える習慣があります。
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