台湾の老舗食堂から学ぶ事



 

過去、ミスタードーナツなどの飲食チェーンからラーメン屋ブームやお寿司屋のオープンラッシュなど、たくさんの日系の飲食店が台湾に進出してきています。

 

台湾で飲食店をオープンするとはじめは行列が出来るものの、2店舗目を出店するとアッという間にその行列はなくなります。

 

そして2、3年で台湾から店舗を閉店させ引き上げる日系の飲食店も少なくない。

 

台湾は人口が少ない上に、消費者は新しいもの好きで飽きっぽいという方も多いです。

 

しかし、台湾のローカルエリアでは、100年の老舗ローカル食堂が存在します。

 

そのローカル食堂を見習い、流行ではなく一般の台湾人の生活に溶け込み、長年愛される飲食店を目指す時期になってきているように感じます。

 

 

 

台湾と言えば「食」ですが、この街にも地元の人に愛される老舗の食堂がたくさんあります。

 

台湾旅行で訪れると必ず創業50年以上の老舗の小吃(シャオチー)グルメを楽しみたいものです。

 

このような老舗のほとんどが家族経営でお店の二階に2世代の家族と同居が一般的です。

 

50年、100年と先祖代々の味を守り同じ場所で地域に密着してお店を続けていて、おばあさんが朝食の係り、お母さんが昼食と夕食の係りと娘、息子、そして孫の世代も含めて家族全員でお店を運営しています。

 

繁盛店は家族だけでは人手が足りず若いベトナム人の女の子を住み込みで雇いお店を運営し、晩の19時ぐらいになるとお店の隅の席で従業員が順番に「まかない料理」を食べています。

 

ゆっくりする時間もなく素早く食べてお皿洗いやテーブルの片付けなどをしている姿を見るといつも「感謝の気持ちと元気」をもらいます。

 

このような老舗の食堂で食事をしていると「家族の大切さ」「生きる力」を再認識します。

 

私のよく行く老舗の食堂にはいつも黒い犬がいて、常連客も何も気にしていません。

 

お店のマスターに「この犬の名前は?」と聞くと「小黒(シャオヘイ)」「黒ちゃん」と教えてくれました。

 

名前の前に「小(シャオ)」をつけると仲の良い友達で「◯◯ちゃん」という感じになります。

 

「何歳ですか?」と聞くと、「大きくなってから、このお店にまよいこんで来て住んでいるので分からない」と教えてくれました。

 

このように台湾の方は、動物をすごくかわいがります。

 

数年前に日本で起きた大震災の台湾からの義援金の多さでも分かるように、困っている方を見ると助けてあげたり、子供を可愛がったりと台湾は非常に気持ちのこもった方が多いです。

 

日本人観光客にとって、このような老舗の食堂を見ると全部同じように見えるかもしれません。

 

しかし、たくさんの料理の種類がありますが、大きく二つに分けて「魚料理」と「肉料理」に分けられます。

 

まず、今日は魚料理、明日は肉料理という具合にチャレンジしてみてはどうでしょうか。

 

魚料理の中で「このお店の料理は一番美味しい」、肉料理の中で「このお店の看板メニューは美味い」など、各店舗の味の違いが分かってきます。

 

 

 

 

この迪化街の老舗の食堂が日本のテレビ番組で撮影に使われることもあります。

 

歴史のある迪化街には、地元の一般の台湾人に長年愛されてきたくさんの老舗の食堂があります。

 

毎週のように同じお店に行き顔なじみになると必ずと言っていいほど小さなサービスをしてくれるのが台湾らしいところです。

 

この前は小皿に入れたお漬物をサービスしていただきました。(笑)

 

このような老舗の食堂にはもちろんポイントカードなどは一切ありません。

 

しかし、朝昼晩と毎日、常連客で賑わっています。

 

サービスの本質を教えられているようです。

 

ある日、お客さんと老舗の食堂のママさんが会話をしていました。

 

お客さんが「ママさんのサンダル良いね!どこで買ったの?」、ママさんが「新光三越(シンゴンサンユエ)で買ったよ!」と答えてました。

 

その会話を聞いて、私はこの古い街で暮らす方はこのエリア内で買い物をしたりしていると思っていたのですが、わざわざ日系百貨店に行ってショッピングを楽しんでいるんですね。

 

失礼しました。(笑)

 



 

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