日系ラーメン一蘭が大騒動




 

《台湾上陸日本のラーメン王「一蘭」の価格騒動が起きたワケ》

 

 

《台湾の記事》

 

一蘭は10日までに、対象商品を購入した人を優先的に席に案内するシステム「ファストエントリー」を台北本店で導入すると告知。

 

おみやげ商品を6000元(約2万1930円)分購入すれば2人が優先的に着席できるとした。

 

だが、その設定金額の高さに公式フェイスブックには「あきれた」「ひどい。一杯のラーメンにこんな大金を使う必要はあるのか」など批判のコメントが多く寄せられた。

 

また、有名大学教授からも「不買運動をしようと思わないのか」など疑問の声が上がった。

 



 

《私の感じたこと》

 

この一蘭のラーメンの価格設定が高過ぎて台湾の消費者から批判をあびている話は人気があるからこそ起きた騒動だと思いますね。

 

このような価格設定の批判は、ユニクロやジーユーの台湾進出のときも起きました。

 

「価格は日本より高く品質も良くない!」こんな感じ!

 

日本商品を扱う小売業なら、価格設定を高くするのは当たり前のことだと思います。

 

通常、商品を日本から輸入すると関税や海外運送費用などが余分にかかり、日本で販売している価格よりも1.4倍ぐらいになっています。

 

一般的にお店をスタートした時は、少々コストは高くなっても100%日本から商品を輸入して品質面を保つことを優先しますよね。

 

また、日本から台湾のローカル社員の教育を目的にインストラクターも台湾に駐在して、品質面に加えサービス面も日本と同じレベルを保つための努力も必要です。

 

その後ローカル社員が育ち問題なく業務が運営されるようになり、店舗が複数になってきた時にはじめて、価格に対しての次のステップに移ることができます。

 

お店の競争力を上げるには、日本と同じ価格に近づけることで、競合のローカル店舗に負けない商品価値をつけることです。

 

そのためには、日本から100%輸入するのではなく、現地生産しローカル店舗と同じ商品コストにして価格を日本と同じにすることが重要。

 

台湾の消費者も輸入品は高いということは、誰でも認識はありますよ。

 

今回の一蘭のラーメンのケースは、日本のラーメン好きの方が台湾一号店のオープンを待ち望み、過剰なまでの大きな期待があったことが原因だと感じます。

 

日本のラーメン店の出店ラッシュは、ピークを過ぎ撤退するケースも起きている時期だからこそ、高いサービスを期待したのだと思う。

 

台湾人も日本のラーメンを台湾で食べ比べ、かなりの知識を持ち商品と価格について厳しくなっていています。

 

その中での日本ラーメンの王様「一蘭」の一号店オープンなので大きく期待したはずですね。

 

台湾では、サービスと言うのは、日本とは異なり「お買い得感」を意味します。

 

その上、一般的にお店のオープンのときは、お客さんへのサービスでお買い得感を演出し行列ができることで演出します。

 

毎年、台湾では、各百貨店で週年慶という全商品の割引イベントが行われるのですが、そのときは、お客さんへの安売りサービス合戦です。

 

お店に行列ができるイコール、お買い得感のあるサービスがあるイメージがわき、期待度が強烈に高くなっています。

 

台湾人は、「プコンピン(不公平)」が大嫌いなので、不平不満によよる批判は、この不公平が原因で起きるケースが多いです。

 

今回は、一蘭のラーメンが台湾に上陸ということで、大きく期待が高まり行列もできたものの、お買い得感もなくあまりにも高い価格にビックリしたということでしょうね。

 

また日本よりも高い価格設定が台湾人に不公平からの不満をあおり、大きな批判になったという感じでしょうか。

 



 

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