サトウキビと沖縄の歴史

 



 

《沖縄のサトウキビについて》

 

青い空の下に、見渡す限りのグリーンのサトウキビ畑は南の島を感じさせます。

 

高さ3~6mの丈があり、茎からのびた葉も1mを超すというサトウキビが一面に広がっているサトウキビ畑は、沖縄を代表する風物となっていて、沖縄の農業生産額の首位を占め、また、砂糖の原料となる事から、重要な作物です。

 

 

 

サトウキビは、あたたかい土地の沖縄(おきなわ)で、最も生産量が多い農作物です。

 

台風の強い風にも強いため、沖縄で育てやすい作物。

 

種子島では「おうぎ」、奄美群島の徳之島では「うぎ」、沖縄方言では「ウージ」 と呼ばれている。

 

サトウキビの栽培面積は、沖縄県の畑の約半分をしめていて、サトウキビ栽培農家も、全体の70パーセントほどになります。

 

サトウキビは、砂糖を作るだけではなく、絞りカスや糖蜜なども利用されていて、捨てるところがありません。

 

沖縄県には、含蜜糖(黒糖)工場が7、分蜜糖が工場が14工場〈うち原料糖工場13、精製糖(グラニュー糖)工場1〉があります。

 

これらの工場で生産される砂糖は、およそ黒糖1万トン、原料糖17万トンで、国内需要の約8%を占めている。

 

《サトウキビの栽培方法》

 

植え付けは、成熟したサトウキビの茎を二節を残して30cmずつに切り、挿木の要領で畑に植え付けます。

栽培作型には、「春植え」「夏植え」「株出し」があります。

 

《春植え》

 

春植えは、2~3月に植え付け、翌年の3~4月に収穫。

 

1年で収穫できるという利点があるが、育成期間が短いため、最も収量が少ない。

 

《夏植え》

 

夏植えは、7~9月に植え付け、翌々年の1~2月に収穫。

 

翌年の収入が得られないのが難点であるが、育成期間が長く、最も収量が多い。

 

《株出し》

 

株出しは、春植え、夏植えの収穫後、根株を残してそのまま発芽させ、翌年の1~3月に収穫。

 

植え付け作業がはぶける上に、発芽伸長が速く生育も促進されるため。

 

育成期間は1年と短いが、春植えよりは多収となる。

 

株出しは、普通2~3年間続けられます。

 

作型別の収穫面積の割合は、春植え10%、夏植え40%、株出し50%。

 

10アール当りの平均収量は7~8トンで、年間の総生産量は、150~160万トンです。

 

収穫は、製糖工場の操業(1~4月)に合せて行う、根株を残して茎を切り倒し、葉と穂先を落として搬出。

 

収穫作業は、ほとんど人手に頼っているため、重労働なのです。

 

《サトウキビの絞り汁》

 

絞り汁からは、砂糖が作られます。

 

沖縄県で作られているさとうのほとんどは、糖蜜を取りのぞいて砂糖(グラニュー糖)などの原料になりますが、一部の離島(りとう)では黒砂糖が作られています。

 

作られた砂糖は、お菓子やジュースなどに使われて日本全国で食べられています。

 

《糖蜜》

 

しぼり汁から取りのぞかれたとうみつは、バイオエタノールの原料や家ちくのエサなどとして使われています。

 

《サトウキビの絞りカス(バガス)》

 

バガスは、製糖工場の燃料として使われるほか、たい肥として畑にもどされて、次のサトウキビ栽培の肥料などとして利用されています。

 

 

 

米軍が本島に初上陸した地が、ここ読谷村。

 

国道58号線の“伊良皆”の信号から、県道6号線に入り、車で10分足らずのところに“大当”の信号があります。

 

そこから、県道をそれて、真北に間道を900mほど走ると標識があり、そのすぐ近くに「さとうきび畑 歌碑広場」があり、中に立派な歌碑が立っています。

 

歌碑の横にあるボタンを押すとオルゴールでメロディーが流れるようになっていて、風の音を表現したという「ざわわ」は、66回、繰り返されます。

 

さとうきび畑は火炎放射で焦土になり、逃げ込んだ多くのガマでは、集団自決を含め、おびただしい人びとが亡くなった場所に、この碑が建つ意味を改めて確かめる方も少なくない。

 

このように沖縄ではサトウキビ農業が重要な産業になっていて、沖縄に移住した長期滞在するときに、サトウキビ農業のアルバイトをすることで、もっと深い沖縄に触れることができるかもしれませんね。

 



 

掲載関連限定商品《台湾レトロ生活雑貨店》

▼限定アイテムを見る

このサイトからご注文をお承ります。

掲載関連おすすめ商品《おみやげサポート》

▼おみやげサポートを見る

このサイトからご注文をお承ります。

 



サブコンテンツ

このページの先頭へ