サンゴ救う台風のメリット

 



 

 

《台風とサンゴ礁との関係》

 

「今年は沖縄に上陸する台風が少ない」

 

この話を聞くと沖縄旅行をする観光客などにとっては、とても良い話ですが、海に育つサンゴ礁にとっては良くない話だそうです。

 

台風は海の環境にとっては大切な海水の循環を促す役割があります。

 

表層の海水がかき混ぜ水温の低下を促すだけではなく、海の底の栄養豊かで冷たい海洋深層水を表面に湧き上がらせます。

 

それによって大量のプランクトンが発生し、そのプランクトンを食べる小魚たちが増え、更に小魚を食べる魚や鳥たちが集まってという生物の循環が豊かになるということです。

 

4月頃から海水温が上がり始めますので台風発生までの期間が長ければ長いほど、海水温が上がっていくリスクは高まるといいます。

 

海水温は海流の影響もあるので、海水温の上昇は台風が来ないことばかりが原因ではないですが、このまま沖縄地方に台風が少ないままでは、海水温が高いままでサンゴ礁への悪い影響が広がってしまうとういこと。

 

 

《過去の事例》

 

温暖化による長期的な海水温の上昇に加え、短期的な海水温の上昇がエルニーニョなどの気候的な原因でも引き起こされます。

 

1997〜1998年に世界的に大規模な白化が起こった年は、高水温がエルニーニョによってもたらされました。

 

過去の事例として1998年は、エルニーニョに加え台風が少なかった影響で東シナ海南部の海水があまりかき混ぜられず、海水温が高くなり、サンゴの白化現象も進みました。

 

 

《サンゴ礁が生息できる条件》

 

水温 (約16度~32度)

 

塩分濃度 (外洋水であれば可)

 

光 (水深100M以浅で浅いほどよい)

 

泥海底でないこと

 

水温20度(冬の平均水温)以上 

 

 

《サンゴ礁の破壊原因》

 

1つ目:赤土による汚染

 

その原因は、農用地・開発事業・米軍基地からの流出が圧倒的に多く、これらは『三大流出源』と呼ばれています。

 

 

2つ目:梅雨・台風期・豪雨などが原因

 

陸地から多量の栄養塩の流出により植物プランクトンが増殖することによって異常発生するオニヒトデ(サンゴを餌とする生物)によってもサンゴ礁の破壊は起こっています。

 

 

3つ目:異常高温・低温による海水温度の効果や、集中豪雨などに伴う大量の淡水などの流出によってサンゴ礁が白化して死にいたる、サンゴの白化現象があります。

 

 

《環境省の発表》

 

環境省は2017年1月10日に、沖縄県の石垣島と西表島の間にある国内最大のサンゴ礁「石西礁湖」で起きた大規模な白化現象で70・1%のサンゴが死滅したとの最終調査結果を発表しました。

 

2016年9~10月の前回調査で白化が進んでいたサンゴの多くが死滅しとのことです。

 



 

 

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