海外進出で台湾が良い理由

気候と顧客の体型

 

台湾は、面積も人口(約2300万人)も日本の九州ほどの島国です。沖縄よりも南に位置するものの四季があり、台北のある北部は日本の梅雨と同じような雨の多い雨季があり日本の気候に良く似ています。高雄のある南部は、パイナップルやマンゴーといった南国フルーツが豊富な熱帯気候でアセアン地域ににています。

 

日本のアパレルメーカーが初めて海外進出する場合、まず日本と同じような四季のある国やエリアを選び、日本ブランドの強みが発揮出来るベストな環境を選ぶことが初めの第一歩です。

 

台湾人は日本人の体型とほぼ同じで、台湾で日本ブランドを店舗で展開した場合、ほとんどのアイテムが海外顧客にも問題なくフィットします。

 

マーケット

 

台湾というとバイクが多いなーっていう印象がありますが、現在も、日本と比較すると多くのバイクが乗られています。海外のマーケットを考える時に重要なのは、「交通インフラの発達」です。

 

台湾では、ここ数年で地下鉄が発達し、郊外のエリアまで路線を延ばしています。その郊外の地下鉄の駅の周辺には、ショッピングセンターやアウトレットモールの建設が進められています。

 

これまでも、台北の中心街も地下鉄の発展とともにマーケットが変化してきた経緯があり、顧客の服装のスタイリングも変化してきました。地下鉄の路線が少ないときは、羽織物と言えばバイクの風除けにもなる袖にリブのついたブルゾンが中心で、スプリングコートのようなアイテムは全く売れませんでした。しかし、地下鉄の路線拡大に伴い、スプリングコートやロングコートというアイテムも売れだしてきたのです。

 

将来的に地下鉄などの交通インフラがもっと発達し、バイクが少なくなれば、日本と同じアイテムがもっと売れることになるでしょう。

 

日本では、主要な電車の駅には、丸井やルミネをはじめとする駅ビルが隣接し、駅の周辺には百貨店が立ち並んでいます。また、郊外にはイオンやイトーヨーカドーなどのショッピングモールが建っており、これが日本のマーケットの基本型になっています。

 

台湾でも、九州と同じ面積の中に三越が17館、SOGOが7館をはじめ日系百貨店が中心で、アトレなどの駅ビルや三井アウトレットモールなどが進出しています。他の国と比較して、圧倒的に日系のデパートが多いです。

 

日本のアパレルメーカーが最も進出し易いマーケットになっています。

 

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内容紹介

海外のアパレル事業では国によって気候も顧客体型も異なり、日本と同じアイテム・サイズでは売れません。
また組織作りや給与体制・商品企画開発から在庫の売り切り業務も違いがあります。
本書では台湾進出後、即成果に繋げることができるよう準備の段階で台湾と日本の違いや海外事業の軸となる考え方を解説しています。
また第5章「台湾アパレル事業を最短時間で軌道に乗せる8つのノウハウ」では、「組織作り」「優秀な人材の確保」「職場の規則」「商品開発」「商品調達」「販促活動」「店舗運営・管理」「ネット通販」について台湾事業で軌道に乗せるためのノウハウとして主な業務のキーワードをまとめています。

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