《ベトナム街歩き》

ベトナムの歴史

先史時代から古代

先史時代: ベトナムは数千年前から人が住んでいたことが考古学的な証拠により示されています。北部の紅河デルタ周辺は、紀元前2000年頃には既に稲作が行われていた地域の一つです。

千年の中国支配

紀元前111年: 南越国が中国の漢によって征服され、これを皮切りに約1000年間、ベトナムは中国の支配下にありました。この期間、中国からの政治的・文化的影響がベトナムにもたらされましたが、ベトナム人は独自のアイデンティティを保持し続けました。

独立と王朝時代

938年: ニャチャンの戦いで中国の唐を破り、ベトナムは独立を果たします。

これ以降、いくつかの王朝がベトナムを統治しました。
リー朝、陳朝、黎朝などがベトナムを統治。この時代、ベトナムは文化的・政治的に発展し、独自の法律や文化が確立されました。

植民地時代

19世紀中頃: フランスがベトナムに進出し、次第に影響力を強めていくことになります。

1887年にはフランス領インドシナの一部としてベトナムは正式に植民地となりました。

独立運動とベトナム戦争

1945年: 第二次世界大戦後、ホーチミンが独立を宣言し、ベトナム民主共和国が成立しましたが、フランスはこれを認めず、インドシナ戦争が勃発します。

1954年: ディエンビエンフーの戦いでフランスが敗退し、ジュネーヴ協定によりベトナムは北ベトナム(ベトナム民主共和国)と南ベトナム(ベトナム共和国)に分割されました。

1960年代~1975年: 北ベトナムと南ベトナムの間で、さらには米国を含む国際的な勢力が介入するベトナム戦争が発生。1975年に北ベトナムが勝利し、国は再統一されました。

統一後

1976年: ベトナム社会主義共和国が成立。その後、経済改革「ドイモイ」政策を1986年に導入し、市場経済への移行を開始しました。

現在: ベトナムは急速な経済成長を遂げ、ASEANや世界経済における重要な役割を果たしています。

 

バトナムの主なエリア

Backpacker Mr.Thanks
Backpacker Mr.Thanks
ベトナムの街歩きをテーマにした集中力がアップするBGMです。

北部

大都市: ハノイ(首都)
中都市: ハイフォン
小都市: ラオカイ、ハロン

中部

大都市: ダナン
中都市: フエ、ヴィン
小都市: ホイアン、クアンガイ

南部

大都市: ホーチミン市(旧サイゴン)
中都市: カントー、ヴィンロン
小都市: ヴォンタウ、ダラット
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