ベトナム料理の起源と食材

最終更新日2020-03-25

ベトナムの国土と食材

ベトナムの面積は日本の0.88倍ですが南北に長く、3.444キロメートルにおよぶ海岸と無数の河、潟(遠浅の海岸の時は隠れ、潮が引くと現れるところ)、メコン川・紅河の二大河川などの運河、水路があり、豊富な魚介類と絶品の魚料理が味わえます。

 

ベトナム人はイカを好んで食べ、海沿いの漁村ではいたるところでエビの養殖が行われている。海沿いの漁村の漁業で網にかかる主な魚は、マグロ、スズキのほか美の柔らかい白身魚です。

 

最近、ベトナム料理が最近ファンが急増しています。特に西欧の人々にファンが多く、軽い味わいやシンプルな調理法、新鮮な素材、きれいな盛りつけ、香りや質感と繊細な温度の組み合わせなど絶賛している方が多い。

 

ベトナムは国土が広いため料理も地方によって異なります。

 

ベトナム料理の起源

ベトナム料理は、影響力を持つ国々から食材や調理法などが伝えられ誕生したと言われている。

 

外国人から伝えられたこと

 

・中国人から「麺類」と「お箸を使うこと」

・主にカンボジア及びベトナム中南部に居住する民族でチャンパ族とも呼ばれるチャム族から「香辛料」と「カレー」

・モンゴル人から「牛肉」を食べる習慣

・フランス人からは「パン」「コーヒー」「ヨーグルト」「チーズ」など

 

ベトナム料理の特徴

 

ベトナム料理にはバターも塩もほとんど使わない。濃厚なソースもサラダ油も全く使わない軽い料理です。また調理方法は、包む、巻く、浸す、煮る、焼くで、食材を様々な大きさや薄さに切り分けて、つけダレを調整し、繊細な盛り付けをして仕上げるまでには大変な手間と時間をかけられている。

 

多くの料理には、ハーブがたっぷりと添えられます。

 

ベトナム料理で人気のハーブ

 

・アジアンバジル

・コリアンダー

・ミント

・スプリングオニオン

・チャイブ

・クレソン

・レモングラス

など

 

食材としての米

ベトナム料理で米は広く使われている食材です。「アムコム」という言葉は、料理をした米を食べるという意味になります。米は、あらゆる食材で使われていて、麺類はほとんど米がから作られ、手巻き料理に使う皮の原料は米で、また全国で飲まれている強い酒も米を蒸留したものです。

 

お茶とコーヒー

 

常に一般家庭でポットにお湯が用意されていて客があればすぐに急須に緑茶の葉が入れられるよう準備されています。まさにお茶は、国民的な飲み物です。よく飲まれているのは、緑茶、ジャスミン茶、アーティチョーク茶になります。

 

また、コーヒーは世界第二位の輸出国になっていて、広く普及している豆は低級のロブスタ種だが、コーヒー農家が世界的に人気の高い品種するようになったため、アラビカ種も徐々に飲まれるようになっています。

 

ほとんどのベトナム人は、濃いエスプレッソサイズのコーヒーをブラックかアイアでまた甘いコンデンスミルクを入れて飲むのが習慣です。

 

ベトナム料理にお茶、コーヒーとグルメ天国とも言えるベトナム旅行を満喫して下さい。

投稿者プロフィール

Mr.Thanks
Mr.Thanks
大手アパレルメーカーで30年間勤務し、国内では営業・商品企画・事業企画・他社とのコラボレーションを推進する部門、そして約14年間で海外にて2カ国の法人社長を経験。その後、経営コンサルティング会社に転職し、アパレル以外のビジネスの知見を深め、現在は、コンサルティング会社を起業し、本業に加えファッション系の専門学校で教示している。アパレル業界を目指す全ての方々に実践的なノウハウを伝授したいと思っています。

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