台北のビールが飲める屋台
最終更新日2020-05-23
台湾のひとり旅で、屋台のローカル料理の食べ歩きが好きな方も多い。
今回は、その屋台の食べ歩きをもっと楽しくするためのポイントを紹介したいと思います。
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確かにクラフトビールは美味しい
台湾でもクラフトビールが流行になっているとガイドブックやブログで目にします。
確かに、ベルギーや台湾産のクラフトビールがあって、おしゃれな内装のお店ですごく美味しい。
ただ、もっとカジュアルにビールを飲みたいと思っている日本人の旅行者も多いんじゃないでしょうか。
屋台でビールがない理由
台湾旅行に行くと必ず足を運ぶのが夜市ですよね。安くておいしい台湾のB級グルメが集まる夜市はゲームやショッピングもでき日本で言うと盆踊りの夜店や縁日のような場所。毎晩でも繰り出したい人気のスポットです。
台湾の屋台の料理が好きな日本人も多く、私もその一人ですが、小皿に盛られた台湾料理を食べると何を食べても美味しい。
そんな体験で台湾ファンになり台湾旅行のリピーターになった方も多いと思います。
でも、そんな日本人の旅行客が少し物足りなく感じているのが、この屋台の料理と一緒に飲みたくなる「ビールが置いていないこと」ではないでしょうか。
そう、台湾では食事と一緒にお酒を飲む習慣がないんです。
さすが台湾は漢方の国で、体に悪いことはしない!冷たいビールは飲む習慣はない。
正確に言うと食事とお酒を一緒に飲む習慣がない。
まあ、最近は徐々に日本人のように居酒屋で食事をしながらお酒を飲む台湾人も多くなってきましたね。
例えば、体を冷やすと健康に良くないので冷たいお水ではなく少し温かいお湯を飲む習慣があったりします。
今でこそ人気のあるお寿司も、以前は夏の食事で冬は冷たいから食べないと台湾人の友達が言っていたことを思い出します。
でも、スーパーで売っているお寿司は冷たいけど、お寿司屋さんのにぎりのシャリ(ごはん)は、温かいんだけどね(笑)。
カジュアルにお酒を飲める「熱炒」
屋台のようなカジュアルなお店で、昼間っからお酒を飲みたい方は、事前に調べておけば大丈夫。
台湾人でも、お酒が好きな方はいるし、イメージしているような屋台感覚でお酒がの飲めるお店はちゃんとあります。
まずは、ガイドブックやインターネットで調べるときのキーワードは、台湾式の居酒屋「熱炒」です。
この「熱炒」は、日本の居酒屋のようなお店を指していて、カジュアルにワイワイお酒を堪能できます。
最近は、看板に100元って書いているお店が多く、一品100元という意味です。でも、全ての食べ物が100元ではなくて、100元からという意味なんで、お間違いないように。
昼間っからお酒が飲める穴場の屋台
昼間っからお酒が飲めるお店は、探せばたくさんあるんだけど、私の最もオススメは、台北の西側、大稲埕(ダーダオチェン)と呼ばれる下町エリアに、飲ん兵衛が喜ぶ慈聖宮という廟があります。
広々とした境内には大きなガジュマルの木が生い茂り、慈聖宮の境内を囲むようにして屋台がずらりと並び、炒め物や粥、排骨スープといった台湾小吃が楽しめます。
お店が開くのは午前11時頃。ここから昼過ぎまでが慈聖宮酒場のたくさんの人で賑わいます。
大稲埕(ダーダオチェン)の屋台の注文システム
まず、注文は廟の外側で並ぶ屋台で行います。境内にテーブルと椅子が並べられているものの、レストランではないのでウェイターはいない。そして席に着くのだが、自分が注文した屋台の直線上にあるテーブルに座るのが一般的で、各屋台のテーブル数は決まっていて、よく見るとテーブルに店名が書いてあったりする。
台湾らしく、お酒が飲める店とそうでない店があり、。例えばチャーハンや排骨スープの屋台などは酒を出さないため、その店で注文し、境内のテーブルに座っても酒は飲めない。だから、飲みたい人は注文する段階でお酒があるかどうかを確認して席を確保しなければならない。ちなみに、他店の料理を持ち込んで食べるのはオーケーです。
台湾にも、こんなお酒好きが集まる場所があり感動しちゃいますよ(笑)。
投稿者プロフィール
- 大手アパレルメーカーで30年間勤務し、国内では営業・商品企画・事業企画・他社とのコラボレーションを推進する部門、そして約14年間で海外にて2カ国の法人社長を経験。その後、経営コンサルティング会社に転職し、アパレル以外のビジネスの知見を深め、現在は、コンサルティング会社を起業し、本業に加えファッション系の専門学校で教示している。アパレル業界を目指す全ての方々に実践的なノウハウを伝授したいと思っています。
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