台湾花布(客家花柄)とは

台湾花布は、客家花柄とも呼ばれています。「客家(はっか)」といえば、美味しい “客家料理” や “客家花布” が有名ですが、中国大陸を発祥とし、長い歴史をかけ戦乱を避けるために南下を繰り返し中国大陸から台湾本島へ移住してきた客家民族のことです。自らの国や土地を持たないことから、その名が付けられたと言われてます。

 

台湾花布(客家花柄)は、赤、ピンク、ブルー、グリーン、パープルなどビビッドカラーをベースに、幸福や富の象徴である牡丹(ぼたん)が描かれた花柄の布地です。

 

台湾花柄とは、

この日本の女性に人気のある台湾の花布は、客家花柄と呼ばれていることもあり台湾の客家人の伝統花柄というイメージを持たれている方もいらっしゃると思いますが、実は客家人の伝統の花柄ではなく、昔から花布は身近なものとして台湾の各地で使われていたもので台湾伝統の花柄なのです。

 

牡丹(ボタン)や菊の花というモチーフは、日本文化の影響で、日本統治時代に入ってきた花柄の布が原型で、台湾独自の色彩感覚が加わり進化したものだという。

 

2002年に客家委員会が「台湾伝統花布」を使って、客家文化の認知向上とイメージ作りを行った結果「台湾伝統花布」は、世間の注目を集めたのですが、同時に客家文化の花柄というイメージもついてしまったようです。

 

台湾花布は、昔から台湾のどの家庭でも使われていたもので、台湾人には、「花布は年寄りの柄」というイメージもありますが、呼び名は、「台湾花布」、「被単布」(布団カバー)、「花仔布」(花の布)、「大紅花布」(真っ赤な花布)「阿婆仔布」(おばあちゃんの布)など沢山あって、これらは全て「台湾伝統花布」のこと。

 

「牡丹四季花」

 

「台湾花布」は、牡丹の花や鳳凰などの中国模様に始まり、日本の花柄や和服などの伝統模様から大きな影響を受けているようです。

 

「牡丹四季花」という台湾花布のデザインは、日本の紋様の影響を受けていて、日本の四季折々の草花の紋様を沢山取り入れています。主役の牡丹を、菊・梅・桔梗・バラ・菖蒲・萩が引き立てています。

 

客家人とは、

客家人とは、中国大陸から台湾本土に移住しては土地をめぐって先住の人々と争い、台湾本島の中で移動を繰り返しながら各地に集落をつくった客家民族です。そうしてできた集落として「新竹」や「苗栗」が有名ですが、台湾の最南端・屏東県にも、多くの客家の集落があります。

 

屏東県といえば、「墾丁」などの最南端のリゾートのイメージが強いですが、より高雄に近い集落の「佳冬」は、今も客家民族の集落として当時のままの街並みが残っているので、台湾旅行に行った時に是非、足を運んでみて下さい。新しい発見ができるかも。

台湾花布(客家花柄)

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