台湾の電鍋マストアイテム
最終更新日2020-04-09
電鍋とは、台湾で一家に一台以上あるという国民的な蒸し炊き式の「炊く」「蒸す」「煮る」「温める」など万能釜です。台湾で長年愛され続けられている理由は、レトロで可愛いデザインに加えて、壊れにくい耐久性でどんな無理な使い方をしても故障などしないことが安心感と信頼感につながっていると思います。
電鍋を使いこなすには、料理を作るときに便利な道具を紹介
目次
竹製せいろ
台湾の定番の蒸しケーキ「蒸蛋糕(ジェンダンガオ)」や豚肉の蒸し料理などを作るときのマストアイテムとして、竹製のせいろをおすすめします。夜市やローカル食堂の厨房で電鍋の上に何段にも重ねて、肉まんやシュウマイなどを蒸している風景を見ると美味しさが倍増しますよね。家庭で蒸し料理をする際に竹製せいろを使ってはどうでしょうか。日本にも竹製のせいろは売っていますが、電鍋のサイズに合うものがないのが問題で、台湾には6合(6人)用、10合(10人)用のジャストサイズがあります。
大同の会社から電鍋に合う既製品のステンレス製のせいろも人気です。
竹製蒸し網
台湾では竹製の道具を中心に売っているローカル雑貨店があります。竹製のせいろと合わせて売っているのが、せいろの中に敷く竹製の蒸し網もマストアイテム。布製の敷きものもあるので、食材の大きさなどの合わせて使いこなせれば料理のバリエーションが広がる。
ツェンカ(蒸しバサミ)
電鍋から皿を取り出すための必需品。蒸し料理などが出来上がり熱い陶器やステンレスの器を電鍋の中から取り出すときに、このツェンカ(蒸しバサミ)があるととても便利です。
ステンレス製の箸
夜市の屋台やローカル食堂のテーブルの上に置いていたり、台湾でお馴染みですが、厨房の料理人が、ステンレスの箸で皿を重ねるワザは台湾の定番です。台湾料理を食べるときにもっと台湾を演出するには、マストアイテムかもしれませんね。
足付き網
卵や野菜を丸ごと蒸すことや、プリンや蒸しパン作りにも便利なステンレス製の足付き網も電鍋を使いこなすための道具で、電鍋にもとからついている付属品の蒸しプレートに加えて蒸し料理の道具として持っておきたい一品です。
ステンレスの日用雑貨
ローカルの日用雑貨店には、ステンレス製品が充実しています。湿度が高い台湾では、衛生面から箸や食器、弁当箱に至るまでステンレスが定番です。電鍋や電子レンジでステンレスのお弁当箱を温め、アツアツのお弁当を食べる習慣もあり、さずがレベルの高い食文化の国だと感じます。