タイ人と食事の時のマナー
最終更新日2020-03-20
タイ人の友達と気軽に屋台で食事をしても、タイにはタイ流の食事のマナーがあるのです。日本人には当たり前のことでも、タイ人にとって失礼なこともあるので、タイ人と食事する時のマナーをいくつかご紹介させていただきます。
目次
おかずを取り過ぎない
タイではご飯を食べるときにお茶碗ではなくお皿に盛って出て、そのご飯におかずをのせて食べます。
おかずには、取り箸(スプーン、フォーク)がおいてあったりするが、友達同士だったらじかに取っても全く問題ないです。
しかし、友達同士でも注意しなければならないのは、おかずの取る量が多過ぎないこと。
美味しそうなおかずが目の前に並ぶと、あれもこれもと自分のお皿にガツガツのせたくなりますが、タイ人はそんなことはしません。
タイ人のお皿は、白いご飯の部分が多い。
タイ人はおかずを少し取り、それをご飯と食べ、それが終わったら次のおかずを取りご飯と食べます。1回に取るおかずは、2口、3口程度で、非常にスマートに食べるのです。
割り勘ルールはない
タイ人と食事することがあれば、心得ていて欲しいことは「割り勘は通用しない」ということです。7、8人のグループで食事しても、タイ人は絶対に割り勘はしません。私が払いますと数人の方が言ったとしても、割り勘をするということにはならない。
タイ人は、食事に行こうと誘った人もしくは、そのグループで最も高い地位の方が払うのが暗黙のルールになっているので、食事が終わり勘定が来ても財布を出すことはないです。
日本人は、自分の分だけでもお金を渡そうとしますが、それは相手に失礼になったりするので、そんなときは、何も考えず素直に「コックン(クラップ/カー)」と言って合掌(ワイ)すればよいです。
では、みんな同等の友達だったらどうするかというと、持ち回りで一人が払います。この間は、あなたが払ったから今回は私が払うね」って感じ。全部払うか、払わないかの選択ですね。(笑)
まとめると
まとめるとタイ人と食事をする時は、おかずの取る量が多過ぎないこと。1回に取るおかずは、2口、3口程度で、非常にスマートに食べましょう。
もしタイ人と食事することがあれば、自分より年上なら素直にお礼を言ってご馳走になり、自分より年下の若者と食事をするときは割り勘を求めず自分から全部払おう。
そして全部払ってご馳走をしたのに相手がお礼を言わなくても絶対に怒らないようにして下さいね。(笑)
この割り勘のないルールは、台湾でも言えることですね。所変われば食事をするときのマナーも違うのは当たり前、海外に行くと多い習慣なので海外の方と食事する時にマナーなんで注意が必要ですね。