タイ流の屋台の食べ方作法
最終更新日2020-03-20
タイ人の食へのこだわりは半端ではないです。きっと本人達はそんなつもりは全くないだろうが日本人の私から見ると彼らの食べ物に対する執着はすごいものがあります。
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細かく注文をつける
それはラーメン一つとってもよく分かります。お店の人にとにかく細かい注文をつけるのです。
一品料理になるとその細かさは増していき、これ入れて、あれ入れないで、炒め方はこうして、味はああしてと味付けや料理方法まで注文をつけます。
外国人からするとそんなの言ったらお店の人に嫌な顔をされるじないか少々不安になりますが、不思議とお店の人は嫌な顔一つしないのです。
いい人なのか?と思いますがどこのお店でも同じなんです。
要するにそれがタイ流の食べ方で、全然特別な事ではないからだと思います。
その美味しい料理の条件は、日本人とは少し違うようです。
タイ人にとって美味しい料理の条件は、味がはっきり(チャッ)で、甘く(ワーン)、酸っぱい(プリーオウ)、辛い(ペッ)ということらしい。
トムヤンクンやスパイスのきいたカレー、ソムタムなんかを食べるとそれがよく理解できます。それと同時になんでラーメンにあんなにお砂糖やら唐辛子を入れるのかも分かる気がしてきます。
日本人にとっても美味しい料理ですけどね。(笑)
持ち込みもできる
注文の細かさもびっくりするが、もっとびっくりするのが持ち込みOKと言うことです。
食堂で料理が来る間、ボーッとしていると、突然友達が市場で買った果物をむいて食べ出したりします。
また、途中で買ったサラダを食べたいらといって平気でお店に皿を貸してとお店の人に頼んだりします。そんなことを言ったらお店の人に嫌な顔をされるよと思うかもしれませんが、今だかつてお店の人が嫌な顔をするところを見たことがありません。
タイ人はあまり屋台でビールやお酒をのんでいる方は見かけませんが、慣れている外国人がお酒を持ち込んでいる光景を良く見ます。
だから、このタイ流の食べ方をマスターすれば、ラーメンを食べていて突然焼き鳥が食べたくなったり、焼き飯を食べたくなっても慌てる必要はないです。わざわざ屋台を移動しなくても、向かいの屋台からだって、隣の食堂からだって注文できてしまうのです。
そのうえ、精算も一緒にできてしまうので、あっちの屋台がいくらで、こっちの食堂がいくらと心配する必要がありません。
食べている屋台でまとめて支払うことが出来るのでとても便利です。
屋台を食べ歩いているタイ人の食べ方の作法を見習い屋台の食べ歩きにチャレンジしてみて下さい。
投稿者プロフィール
- 大手アパレルメーカーで30年間勤務し、国内では営業・商品企画・事業企画・他社とのコラボレーションを推進する部門、そして約14年間で海外にて2カ国の法人社長を経験。その後、経営コンサルティング会社に転職し、アパレル以外のビジネスの知見を深め、現在は、コンサルティング会社を起業し、本業に加えファッション系の専門学校で教示している。アパレル業界を目指す全ての方々に実践的なノウハウを伝授したいと思っています。
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