韓国のマナーと注意する事

最終更新日2020-04-01

海外に行くとその国のマナーやルールを知っていると滞在中の楽しさが倍増します。今回は、韓国の主なシーンのマナーについてまとめました。

食事の時

食事の席では、食器を置いたまま食べるのが正しい作法です。ご飯、スープはスプーン、おかずはお箸を使うのが一般的。お酒を飲む際は、目上の人の正面を向いて飲むのは失礼で、体や顔を少し横に向けて、片方の手でグラスを隠して飲みます。日本では一般的な注ぎ足しも失礼な行為ですので、注意して下さい。

 

愛煙家は注意

 

タバコは、目上の人の前で吸うのはご法度。ソウルでは、公園やバス停が禁煙エリアになっていて、違反した場合はW5万~10万(約4400円~8800円)の罰金が科せられます。

 

トイレ

 

トイレは水圧が弱く、飲食店などでは便器に捨てるとつまります。使用後のトイレットペーパーは便器の横に置いているゴミ箱に捨てよう。また、ビルの入っている飲食店ではトイレが共用で店員がトイレの鍵を管理しているので、使いたいときは申し出ます。

 

タクシー

日本よりもリーズナブルなので気軽に利用できるタクシー。空車のタクシーをつかまえるには、手を斜め下に伸ばす。ドアは自動でないので自分で開け閉めして下さい。

 

タクシーには2種類あって、「一般タクシー」と「模範タクシー」です。模範タクシーは一般タクシーは少し割高ですがサービスや安全面でかなり差があります。初乗り料金は、一般タクシーで2キロメートルW2400(210円)、模範タクシーは3キロメートルW4500(400円)と1キロメートルあたりの料金は大きな差はなく、一般タクシーは24時~28時は2割増しです。模範タクシーの利用をオススメします。

 

タクシーの注意点として、メーターが動いているか確認し怪しいと思ったら刺激せずすぐに下車して他のタクシーを探そう。24時~25時は、電車の終電が終わり、タクシーがつかまりにくく乗車拒否やぼったくりもあるので注意して下さい。

 

バス

初乗り料金はW850~1950(75円~170円)で初心者には少し難しいかもしれませんが、地下鉄ではカバーできないとところにも行くことができ、上手く利用すれば便利な交通手段です。乗り方は、日本とほぼ同様で、前から乗り後ろ降りが基本で、運転手の脇にある料金箱にお金を入れるか、センサーに交通カードをタッチして席につきます。目的地が近づいたらブザーを押し、降り口で待機し、カードならセンサーにタッチし下車。すぐにドアが閉まるので注意して下さい。

 

注意しなければならないのは、停留所にゆっくり停まってくれない。複数のバスが来る停留所では、少し離れた場所に停まるときもあります。乗る人がいないと運転手が判断すれば、素通りすることもあるので、乗りたいバスの運転手に手をあげてしっかりアピールして下さい。また、料金は現金の場合、1000W札でないと拒否される場合がありますので、T-moneyカードをオススメします。

 

海外旅行では、慣れないことで大変ですが、その国のルールやマナーに従って、楽しい時間を過ごしていただきたいと思います!

投稿者プロフィール

Mr.Thanks
Mr.Thanks
大手アパレルメーカーで30年間勤務し、国内では営業・商品企画・事業企画・他社とのコラボレーションを推進する部門、そして約14年間で海外にて2カ国の法人社長を経験。その後、経営コンサルティング会社に転職し、アパレル以外のビジネスの知見を深め、現在は、コンサルティング会社を起業し、本業に加えファッション系の専門学校で教示している。アパレル業界を目指す全ての方々に実践的なノウハウを伝授したいと思っています。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ