台湾のカードゲーム四色牌
最終更新日2020-04-08
中国大陸の中国南部の福建地方などの四色牌が、台湾やベトナムに移入されました。ベトナムでは、トゥサック(Tu Sac)と呼ばれています。
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四色牌とは
四色牌(スーソーパイ)と呼ばれるカードは、19世紀の中国から続く古風なギャンブルタイプのゲームです。下層階級の人々により賭博目的で使われ、粗末で安価なつくりになっています。その理由は、賭博は中国では違法であるため、すぐにカードを捨てられるようにするためだそうです。そのため中国革命と下層階級の人々との関係のため、このゲームについて書かれたルールはほとんど存在しません。地域や家庭によりさまざまに異なるルールが存在しています。
遊び方
このゲームの目的は、麻雀に非常によく似ています。パイの構成は、その名の通り、牌は四色、書かれた文字は師、士、相、車、馬、包、兵の7種で計28種類。それが各4枚ずつで計112枚あります。3-5人で遊べますが、4人がベストのようです。ツモしたパイをひきポン、チーなどで鳴き、組み合わせにより得点を作る遊びです。
マナー
・引いたカードや捨て札を見せるときにカードの名前を言うのは適切なマナーだと考えられています。
・カードを引いたときに、他人の反応を見るために鳴くのを遅らせるのはマナー違反です。
・自分が引いたカードに対して、たとえ組み合わせを作ることができたとしても、自分より優先する相手の要求を拒絶することはマナー違反。
・競技者は、他の全員が引いたカードを見たあとに、はじめて自分の引いたカードで組み合わせを作ります。ただし、カードを見せたのに見なかったとしたら、それはその人の責任です。
・次の順番の人がカードを引いたり捨てたりした後に、前の人の引いたり捨てたりしたカードを要求するのはマナーに違反で、待ったはできません。
投稿者プロフィール
- 大手アパレルメーカーで30年間勤務し、国内では営業・商品企画・事業企画・他社とのコラボレーションを推進する部門、そして約14年間で海外にて2カ国の法人社長を経験。その後、経営コンサルティング会社に転職し、アパレル以外のビジネスの知見を深め、現在は、コンサルティング会社を起業し、本業に加えファッション系の専門学校で教示している。アパレル業界を目指す全ての方々に実践的なノウハウを伝授したいと思っています。
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