アパレル業界における「コト消費」

Mr.Thanks
マーケティングの基本的な考え方として、新しい需要のある商品を見つけ出すことが重要です。
経費の節約策として、蛍光灯をLEDに交換することがありますが、円高による輸入コストの上昇などで経費削減対策が求められています。
一方で、消費者の行動は変化しています。物を買う「モノ消費」から、体験を重視する「コト消費」へと移行しています。また、ブランドの哲学や環境保護活動に共感する「意味消費」という新たな消費行動も生まれています。
例えば、蛍光灯をLEDに替えることは経費節約につながりますが、消費者の行動を考えると、ろうそくがただの照明からリラックス効果を提供する「意味消費」に変わることもあります。このように、消費者のニーズに合わせた商品やサービスの価値を提供することが、現代のマーケティングにおいて重要です。アパレル業界における「コト消費」の例を、さまざまな観点から幅広い例をリストアップします。
投稿者プロフィール

- 大手アパレルメーカーで30年間勤務し、国内では営業・商品企画・事業企画・他社とのコラボレーションを推進する部門、そして約14年間で海外にて2カ国の法人社長を経験。その後、経営コンサルティング会社に転職し、アパレル以外のビジネスの知見を深め、現在は、コンサルティング会社を起業し、本業に加えファッション系の専門学校で教示している。アパレル業界を目指す全ての方々に実践的なノウハウを伝授したいと思っています。
最新の投稿
- 2025-05-22サンクス先生の日記ブログ#804 「人口減少中のブランド戦略」変わる社会、狙うべきキーワード
- 2025-05-11サンクス先生の日記ブログ#803「その競合、本当?」戦略ミスを防ぐ視点転換
- 2025-05-11サンクス先生の日記ブログ#802「誰向けの服ですか?」マス広告で売れない理由
- 2025-05-11サンクス先生の日記ブログ#801「稲盛和夫に学ぶ力」就活に効く仕事の向き合い方