台湾は朝ごはん天国だよ!

最終更新日2020-04-01

台湾の夜市など台湾料理が人気がありますが、グルメ好きには、朝ごはんも外せません。

 

台湾では早朝から「早餐店(ザオチァンディエン)」と呼ばれる朝食店や路上で朝ごはんを売る人で賑わっています。この早餐店、なんと台湾全土に2万店も存在しているそうです。

 

日本と同じ米食文化を持つ台湾の昔からの定番の朝ごはんと言えば根強い人気はお粥です。

そのお粥の中でも人気なのが、地瓜粥(ディグァヂョウ)で、地瓜とはサツマイモのことで、黄色くて甘みのあるサツマイモをお米とに一緒に煮た優しいお粥でおかずと一緒に食べるため味は薄めになっています。

 

台湾の朝ごはん史

1950年以降、高度経済成長期に入って共働きの家庭が増えると、それぞれが会社に行く途中に外で朝食をとるようになりました。その時期に中国大陸から入ってきた粉食文化、豆乳、蛋餅や肉まんなどを売る「中国式朝食店」が人気になったそうです。

 

その後、1980年代にマクドナルドの台湾進出を機に、それらをアレンジした「台湾風西洋式朝食」という新しいジャンルが登場しました。

 

台湾式、中国式、西洋式の三本柱となったと言われています。

 

その背景にあるのは台湾人の新しいもの好き、食へのこだわりの強さと、台湾の豊かな食材があり、体に優しい味付けは日本人だけではなく外国人にもファンが多いのです。

 

 

テイクアウトの朝ごはん

朝食店は基本的にはテイクアウトが可能です。共働きが多い台湾では朝ごはんは7割が外食で、外で買ってオフィスで食べる人も多いです。

 

台湾の朝ごはんのメニューは、豆漿やお粥に並んで人気なのが、三明治(サンミンジー)サンドイッチです。そのサンドイッチは、イメージと少し違いがあって、台湾でピーナッツバターを使うのが台湾ならではで、柔らかい食パンに甘くて少ししょっぱい味が美味しい。

ハムやツナ、卵など日本でもポピュラーなものも多いですが、お店によってはカツレツやステーキが入ったものもあります。

 

台湾のテイクアウトは、とてもスマートで朝食店で慣れた手つきでスピーディーにビニール袋や輪ゴムを利用してコンパクトに持ち運べるようにします。汁物でも紙の器を縦長のビニール袋に入れれば大丈夫です。

 

街には豆乳に油條(揚げパン)を浸して食べる豆漿、お粥、蛋餅など多くの朝食店があります。

 

早朝から長蛇の列ができる超人気店もあり、ホテルの朝食はスルーして朝食店に駆けつける観光客も多くなっているようです。

 

是非、台湾旅行に行く時は、ローカルの朝ごはんにチャレンジして下さい。

投稿者プロフィール

Mr.Thanks
Mr.Thanks
大手アパレルメーカーで30年間勤務し、国内では営業・商品企画・事業企画・他社とのコラボレーションを推進する部門、そして約14年間で海外にて2カ国の法人社長を経験。その後、経営コンサルティング会社に転職し、アパレル以外のビジネスの知見を深め、現在は、コンサルティング会社を起業し、本業に加えファッション系の専門学校で教示している。アパレル業界を目指す全ての方々に実践的なノウハウを伝授したいと思っています。

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